●商品棚卸の目的を理解しよう●
【オプション・商品管理】

■■■商品棚卸の目的を理解しよう■■■

●●●棚卸の目的とは?●●●
毎月、多くの作業時間を割いて行う棚卸の目的を理解していますか?
棚卸とは、倉庫内に在庫がどれくらい残っているのか数量を調べる作業を指します。
しかし単に商品の数が“合う”か“合わない”か。数合わせが、本来の目的ではありません。
お店の利益を考えるとき、さまざまな支出=コストを差し引いて考えていますよね。
商品売上の場合は、仕入に伴うコスト(支払い)が発生しているので、
売上合計が利益ではないことは、すぐに想像できると思います。
では、正確な“売上利益”をどのように把握していますか?
そのために必要な作業が「棚卸」なのです。
在庫数を把握することも重要な一つの要素ではありますが、
「棚卸」は、そのためだけの作業では、ありません。
■■■売上利益の算出のために■■■
通常、売上利益は、「売上高-売上原価」で計算されます。
そして、この売上原価は(期首在庫金額+入庫金額-期末在庫金額)で計算されます。
したがって棚卸によって棚卸資産額を確定しないことには、正式に売上利益を
計算することが出来ない、ということになります。
商品売上利益=商品売上合計-売上原価
商品売上利益=商品売上合計-(期首在庫金額+入庫金額-期末在庫金額)

■■■商品の品質を確認するために■■■
商品在庫数だけでなく品質を確認するのも、棚卸の大切な目的の一つです。
商品の状態をしっかりと見極め、破損や状態不良など異常を発見したときは、
上長/担当者に正しく報告しましょう。
棚卸で“販売できないと評価された商品”は、経理上「損金」として処理できます。
今後販売するのが難しい季節性の商品や型落ち品なども、
状況に応じて「損金」に含められる場合もあります。
損金は、正しく計上することで利益にかかる税金を抑えるという価値があります。
結果として店舗の利益を左右することになります。
棚卸の際、正しく商品の品質を評価して、
損金とするのか、しないか、その判断をするのも棚卸の重要な目的なのです。
●●●商品の動きを追いかける!帳票「商品在庫数一覧」●●●
店舗の現在の在庫数を確認する場合は「商品在庫数一覧」をご利用ください。
どの商品がどのくらいの頻度で販売されているか、
現在の在庫数はいくらで、いつ入荷したのか等、一覧表示する機能です。
BEAUTY POSに登録されている商品在庫を一覧表示します。
そのとき、入庫から3ヶ月間動きのない商品は青字で、
6ヶ月間動きのない商品は赤字表示します。
入庫から長い期間動きのない商品は、倉庫の肥やしとなってしまいますから、
キャンペーン等で早期完売を目指す、仕入れ先と相談して廃棄物処理をする等。
商品在庫の適正化を検討いただく指標を示し、
店販戦略を考える上で、好評頂いてる機能の一つです。
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如何だったでしょうか?
操作方法やシステム仕様、考え方など、ご不明な点だけに限らず、
さまざまなご相談をサポートセンターで受け付けています。 お気軽にご連絡くださいませ。
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